CHECK POINT④
妙隆寺
開山は日英、開基は千葉胤貞で1385年(至徳2年)に建立された。本尊は釈迦牟尼仏。本堂右手には「鍋かむり日親」と呼ばれた日親上人が厳しい修業をしたといわれる池がある。鎌倉七福神のケヤキ一本造りの寿老人像が祀られている。
創建:至徳2年(1385年)、鎌倉幕府の有力御家人・千葉胤貞が祖先追福のため建立
開山:日英上人(中山法華経寺出身)
場所:千葉氏の屋敷跡(通称「千葉屋敷」)
宗派:日蓮宗
本尊:釈迦牟尼仏

アクセス
所在地:神奈川県鎌倉市小町2-17-20
アクセス:JR鎌倉駅東口から徒歩約8~10分
拝観情報
拝観料:無料
拝観時間:境内は24時間参拝可能
(寺務所は9:00~16:00)
1. 妙隆寺【寿老人】
妙隆寺は鎌倉市小町にある日蓮宗の寺院で、鎌倉・江の島七福神の一つ「寿老人」を祀っています。住宅街にひっそりと佇む小さなお寺ですが、歴史と見どころが豊富です。
2. 寿老人とは
七福神の一柱で、中国の道教に由来する神様です。
中国の「南極老人星」を神格化した存在で長寿・健康・知恵・家庭円満を象徴する神。
3. 妙隆寺の寿老人の特徴
姿:杖と巻物を持ち、鹿を伴うことが多い(鹿は長寿の象徴)。
性格:温和で慈悲深い神として描かれる。
象徴するもの:
- 福(幸福)
- 禄(財運)
- 寿(長寿)

4. ご利益
延命長寿
健康祈願
家庭円満
福徳智慧
厄除け
身体健全富財
商売繁盛
5. みどころ
寿老人の祠と石像
本堂右手に祠があり、寿老人像が安置。境内には石像もあり、夏は芙蓉(フヨウ)が彩ります。
鍋かむり日親の修行池
「日親百日水行の池」と呼ばれる霊跡。池の奥に日親上人像。
丸山定夫の碑
新劇俳優として知られる丸山定夫の石碑が境内にあります。
季節の花
春は桜、夏は芙蓉と百日紅(サルスベリ)が美しい
