CHECK POINT①

浄智寺

1281(弘安4)年、鎌倉幕府第5代執権北条時頼の子宗政の菩提を弔うために建てられた臨済宗円覚寺派の禅宗寺院。​​苔むした参道の階段と鐘楼のある山門が印象的な​鎌倉五山の第四位の寺。

開基/北条宗政、北条師時
開山/兀庵普寧、大休正念、南洲宏海

アクセス

所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内1402

アクセス:JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩約8分

拝観情報

拝観時間:9:00〜16:30

拝観料:大人300円、小人100円

1. 浄智寺【布袋尊】

浄智寺(じょうちじ)は、鎌倉五山第四位に位置する臨済宗円覚寺派の禅寺で、鎌倉江の島七福神の一つ「布袋尊」を祀っていることで有名です。

2. 布袋尊とは

中国・唐代の禅僧「契此(かいし)」を神格化した存在で、七福神の中で唯一実在した人物

弥勒菩薩の化身とされ、不老長寿・笑門来福の象徴。 大きな布袋(袋)を持ち、施しを受けた物を入れて歩いたことから「布袋尊」と呼ばれるようになりました。

3. 浄智寺の特徴

境内奥の**やぐら(洞窟)**に安置されており、訪れる人を指差しながら笑顔で迎える姿が印象的。

お腹をなでると元気をもらえると伝えられ、実際に多くの参拝者が撫でていくため、お腹の色が変わっています


4. ご利益

財運アップ

笑門来福

福を呼び込む)

夫婦円満

子宝

無病息災

商売繁盛

開運

良縁千客万来

家運隆盛

5. みどころ

鐘楼門(しょうろうもん)
一階が山門、二階が鐘楼という珍しい構造。中国宋代の様式を取り入れた花頭窓が特徴。

曇華殿(どんげでん)
本尊「三世仏坐像」(阿弥陀・釈迦・弥勒)を安置。過去・現在・未来を象徴する仏像で、神奈川県重要文化財。

甘露ノ井
鎌倉十井の一つで、不老長寿の水と伝えられる霊水(現在は飲用不可)。

竹林とやぐら
鎌倉特有の横穴墓「やぐら」が点在し、布袋尊もこの洞窟内に祀られています。

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